ブラシレスESC Forceシリーズ ブースト・ターボ機能の解説
 
ブラシレスESC Forceシリーズには「ブースト」及び「ターボ」の機能が搭載されています。共に電子的に進角を調整してマシンをより速く走らせる機能ですが、目的や効果が違います。正しく理解してセッティングすれば圧倒的なパワーを発揮出来ます。
ブースト機能
ブラシレスESC Forceシリーズに搭載されているブースト機能は単純に一定の電子進角を与えるのではなく、モーター回転数によってダイナミックに電子進角を変更します。要するに上図の曲線で表されるように加速度的にパワーが増加します。
・ブーストスタート回転数
ブーストが効き出す回転数を設定します。
コーナー脱出時スロットルONの瞬間にグリップを失う場合、ブーストスタート回転数を上げる必要があります(全開にした時はターボも効く事に注意して下さい)。
注:回転数とはモーター回転数ですので、ギヤ比を変更するとフィーリングが変わります。
・ブーストタイミング
ブースト機能の効き具合の最大値を設定します。
スロットルON後、途中からグリップを失う場合は、ブーストタイミングを小さくする必要があります(全開にした時はターボも効く事に注意して下さい)。
ターボ機能
ターボ機能は「全開時にだけ」モアパワーを提供します。逆に言えば「全開にすると必ずターボが効く」ことに注意して下さい。
・ターボディレイ
スロットルを全開にしてからターボが効くまでの秒数を設定します。
・ターボタイミング
ターボの効き具合を設定します。
注:上図は徐々にスロットルを開けて行った場合ですので、一気にフルスロットルにするとブーストが掛かる前にターボが発動する場合もあります。
まとめ

・機能効果はブーストはモーター回転数によって左右され、ターボはスロットル位置によって左右される。
・ブーストの電子進角は最大値の設定のみでESCが自動的に変化させるが、ターボの電子進角はユーザー設定値固定である。
・ターボはスロットル位置で作動するので、ブーストが掛かる前やブースト変化中にも作動する場合がある。

胸のすく走りを楽しむために
ブースト機能は速やかに加速感が増していくのに対して、ターボは一気にパワーを爆発させるイメージです。
初めてブラシレスESCを使う方や走りがギクシャクしてしまう場合などは、一旦ターボをオフにしてブーストのみを調整してみて下さい。その後、ターボを徐々に加えて行くと把握しやすいと思います。
御注意
ブースト・ターボ機能は圧倒的なアドバンテージを生み出しますが、無理な設定をすると簡単にモーターやESC、バッテリーなどを破損させます。必ず、機器の温度や接触不良などに注意して御使用下さい。